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平成２３年３月１１日午後２時４６分東北地方太平洋沖地震（東日本大震災）が発生，マグニチュード９．０の巨大地震により約４０分後予想を遙かに超える巨大大津波が押し寄せました。南三陸町立戸倉小学校の児童９１人と教職員は，戸倉保育所の園児１８人，地域住民とともに，五十鈴神社に避難し，一夜を明かして難を逃れたのです。命が助かる確率をより高めるため，より高い場所へ迅速に逃げることを決断した校長が多くの命を救ったことになります。しかし，戸倉中学校や五十鈴神社下の高台等に避難した住民には多数の死者・行方不明者が出てしまいました。五十鈴神社には津波到達点を伝える記念碑が作られました。「未来の人々へ「地震があったら，この地よりも高い所へ逃げること」」と刻まれているそうです。

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